企業の宣伝をパンチラで応援する「パンチラ×マーケティング」とは?
コスプレーヤーとしての活動
グラビアアイドルを個人で発信している「伊藤詩織(いとう・しおり)」は、埼玉県の蕨市に住んでいる、20才の大学生である。
詩織は、大学生でありながら、You tubeで、グラビアアイドルの発信を始めた。
もともとアイドルに強い憧れを抱いていた詩織であったが、詩織の友達で、高校生のときから、アイドルの仕事をしていた、悠里(ゆうり)のアイドルとしての存在があった。
悠里はとても可愛くて、詩織は悠里が絶対に売れると信じていたので、詩織からみれば、悠里は友人であるのと同時に、憧れの存在でもあった。
しかし、なかなかメディアで取り上げてくれない悠里は、ほとんど無収入のまま、アイドルの公演などの活動をしないといけないという、まさに芸能界の闇のような生活を強いられるようになっていた。
悠里がアイドルになりたての頃は、詩織も連絡を取り合っていたが、やがて悠里と連絡が途絶えて、やがては、二人は合わなくなっていた。
詩織は悠里からの連絡で、悠里はいつも「忙しい」と言っていたのに対し、メディアに取り上げてもらっている様子もそんなに無い中での忙しいというのは、おかしいと思いながら、応援する気持ちでもいた。
しかし、やがて悠里は、都内で夜のキャバクラの仕事をするようになり、すっかりと詩織とは、住む世界が違うようになっていった。
そんな悠里の姿を見ていた詩織であったが、アイドルとしての仕事に対する憧れもあり、詩織はコミケなどで、コスプレイヤーとしての活動を始めた。
コミケでは、結構、露出するのが好きな女性も多く、詩織も始めの内は抵抗があったが、皆の反応が楽しくて、ついつい、パンチラサービスも普通にするようになっていった。
詩織は、コミケでの活動を起点として、個人でコスプレイヤーとしての活動を発信しようと決意し、やがて、自身を個人で活動する「グラビアアイドル」として発信するようになった。
詩織は、個人で活動する「グラビアアイドル」として、自信のツイッターアカウントや、InstagramなどのSNSを使った宣伝を行うようになり、仕事の依頼を引き受けることにした。
詩織はまだ学生であったが、将来的に、「グラビアアイドル」としての活動は夢であり、現実の活動として、保育士としての将来を考えていた。
詩織が通っているのは、某4年生大学である。
詩織は、大学生であることを隠しながら、「グラビアアイドル」としての活動を行っていた。
正直、「グラビアアイドル」というには、稼げない活動だ。
コミケでは、それなりに小遣い稼ぎ程度の収入は入ってくるものの、大学の学費以外に自分が遊ぶお金については、詩織はアルバイトをして、稼いでいた。
詩織の「グラビアアイドル」という活動については、詩織の親は、コスプレイヤーとしての活動を行っていること以外は特に知らなかった。
詩織の親は結構な放任主義で、詩織の活動に対しては、何も言及することは、ほとんどなかった。
詩織の学費と生活費については、詩織は考える必要はなく、普通に自宅で生活していたので、詩織自身は、そんなにアルバイトをこなさなければならない理由はそんなに無かった。
幸いなことに、大学生の同級生で、詩織が、コスプレイヤーをしながら、「グラビアアイドル」の活動を行っていることを知っている人は、誰もいなかった。
詩織は誰かと一緒に、コスプレイヤーとしての活動を行っていたわけではないし、「グラビアアイドル」といっても、ほとんど売れない、名前だけの自称「グラビアアイドル」であった。
詩織にしてみれば、どこかの事務所に属して、「グラビアアイドル」としての活動を行っているのであれば、仕事をもらうこともできたのかもしれないが、素人の詩織は、自分をどのように宣伝していけばよいか、わからなかったのである。
そうやって、詩織は、個人としては、ほとんど、いや、全くと言っていいほど売れない「グラビアアイドル」としての活動と、コスプレイヤーとしては、それなりに人気のある活動を行っていた。
某広告代理店の営業マンの奮闘記
石橋拓馬(いしばし・たくま)は、埼玉県に住んで、都内の某広告代理店で働く、独身の35才の営業マンだ。
広告代理店では、営業にいろいろな会社のプロジェクトを任され、数社の企業に対して、マーケティングを学びながら、企業の宣伝広告活動を行っていく。
拓馬(たくま)は、某私立大学を卒業したあとは、一旦は、不動産会社で家のセールスを行う営業として活動をしていたが、5年目で退社。
そのあとは、某機械機器メーカーで5年間年間働き、この会社も退社。
現在の、広告代理店としての仕事は、3社目になる転職組である。
拓馬のこれまでの、会社での仕事は、ほぼブラック企業といってもいいほどに、ブラックな企業であった。
拓馬の収入自体は、同年代の平均年収をはるかに上回る収入を得てはいたが、その勤務内容は、激務であった。
現在の広告代理店の仕事は、年収は平均的といった感じであるが、これまで激務に耐えて仕事をこなしてきた拓馬にとっては、かなりイージーな仕事であった。
拓馬は、現在の会社に務めながら、独立を考えるようになっていた。
仕事がそんなにきつくなくなった拓馬は、自身の独立のためのスキルを身につけようと、SNSを発信しながら、マーケティングを学ぶようになっていた。
拓馬の女性関係については、数人の彼女を持った経験があるものの、仕事熱心で女性の気持ちを考える余裕はなく、これまでは結婚には至らない付き合いをする程度に終わっていた。
拓馬に性欲が無いわけではない。
拓馬は、パンチラフェチであった。
過去に拓馬と付き合っていた彼女に、パンチラが好きなのは気づかれてはいたが、特に、パンチラを許容するということは、ほとんど無かった。
拓馬は、最近、コミケに通うことにハマっている。
コミケでは、いろんな女性がコスプレイヤーの恰好をして、パンチラサービスをしてくれたりする。
そんな女性たちは、拓馬にとって、癒しになるのであった。
拓真が最近ハマっているのが、コスプレイヤーの詩織である。
詩織は、毎回、パンチラサービスをわざとするのか、超ミニスカートで登場する上に、惜しげもなくパンチラを披露してくれる。
詩織は一見は大人しそうに見えるが、写真でポージングをするときは、結構、パンチラをするのに、そんなに抵抗なく、サービスをしてくれる。
コスプレイヤーの中には、過激な恰好をして、いろいろな部分を露出して、パンチラならぬ、パンモロするコスプレイヤーもたくさんいる。
そんな中、詩織は、ミニスカート以外の露出はそんなに無く、胸チラはほとんどなく、パンチラが露出のメインの女の子であった。
拓馬が気に入ったのは、まさに、胸チラがほとんどないのにパンチラがほど良く見られるという、拓馬にとっては、絶妙の見せ方を、詩織がやっていてくれるからだ。
最近、拓馬は、広告代理店の仕事をしながら、ツイッターアカウントを立ち上げて、自身のマーケティングの活動を宣伝するようになっていた。
拓馬は、詩織のツイッターアカウントを見つけ、詩織が、自称「グラビアアイドル」としての活動を行っていることに気が付いた。
拓馬の調べでは、詩織は、どこかの事務所に所属するわけでもなく、「グラビアアイドル」としての活動は、形だけの活動のようであった。
詩織のツイッターアカウントは、アカウントのフォロワーが、わずか650人しかおらず、宣伝活動などを全く行っていないように見えた。
そんな拓馬は、頻度がそんなに更新されていない、詩織のツイートに、コメントをするようになっていった。
「詩織さん、いつも最高のパンチラをありがとうございます。
あなたは、私にとって、神のような存在です。」
「グラビアアイドル」を個人で発信することの難しさ
大学生での講義は結構忙しい毎日であった。
詩織は近くのホームセンターで、バイトをしている。
ホームセンターのバイトは詩織にとって、とても都合の良いバイトであった。
詩織は、週に2~3回の勤務で、4時間~8時間の勤務体制でアルバイトに入っている。
大学の講義で保育士の資格のための講義があるため、比較的忙しい授業ではあったが、なんとかアルバイトと両立することができた。
詩織には、学生時代に彼氏がいたこともあったが、今はいない。
たぶん、彼氏がいると、彼氏とのデートをしている暇も無く、時間のやりくりに困っていたのではないかと思う。
詩織は、彼氏とデートに行く時間のかわりに、コミケを楽しむことで、彼氏が欲しいという願望を半ば忘れてしまっているのであった。
最近の女子大生は、彼氏を作っている女の子とそうでない女の子とのギャップが大きく、どちらかといえば、彼氏がいない女の子の方が多い。
詩織は土日に、コスプレ関係の活動の予定が無い日などは、できるだけ土日にかためてアルバイトに入ることで、コミケなどのイベントがあるときに、土日に休みをもらうなどして、日程のやりくりを行うことにしていた。
詩織は、ツイッターでは、そんなに熱心に、ツイートをしているわけではない。
毎日、大学とアルバイトに時間が追われている詩織にとって、ツイッターやInstagramなどのSNSの更新に、あまり気が回らなくなっていた。
詩織は、時間のやりくりが忙しくて、半ば、「グラビアアイドル」として発信していることに、あまり自覚も無く、日々を過ごすようになっていた。
詩織が自称とはいえ、「グラビアアイドル」として、意識が薄くなっているのも、ツイッターやInstagramのフォロワー数が伸び悩んでいるということも原因の一つであった。
というのも、自称「グラビアアイドル」として、稼いでいる人も中にはいるようであるが、ほとんどの「グラビアアイドル」は、全くと言っていいほど、稼げていない現状がある。
これは、単に、「グラビアアイドル」が稼ぐためのキャッシュポイントというものが少ないということではあるが、需要と供給のバランスということもあった。
実際、詩織のように、個人で「グラビアアイドル」として発信している個人活動家は、年々増えてきて、詩織以外にも、ライバルはそれなりにたくさんいるようになった。
そんな詩織にも、数少ないツイッターやInstagramの投稿に対し、コメントやいいね!をくれるファン層が一定数いた。
詩織は、自身のツイッターやInstagramの発信に対してもらうコメントの中で、毎回のように、必ずいいね!とコメントをしてくれる男性の存在に、気が付いていた。
その男性は、拓馬という男性で、彼女は自身に対して、応援してくれている、大変ありがたい男性であると感じていた。
拓馬のコメントは、過激なコメントをしてくる他の男性とは違い、毎回、文字数が多い、丁寧なコメントをしてくれている。
詩織はコメントに対して、返信は行っていないが、いいね!はともかく、コメントの内容は、結構楽しみに見ている。
そんな中、下ネタだけのコメントに対し、丁寧な拓馬のコメントは、一見、反応をしていないように見えて、結構、毎回、嬉しい激励のようなコメントをくれているので、詩織は、このようなコメントをコスプレイヤーとしての、モチベーションアップにつなげるのであった。
詩織は、ツイッターやInstagramで寄せられた、コメントに対して、返信をするようになっていった。
彼女の返信は、気まぐれで返信したいと思うコメントにのみ返信をするだけで、全てのコメントに返信をするということではない。
そんな中で、詩織の返信に対して、いつも拓馬は丁寧に返信返しをしてくれる。
始めのうちは、男性の返信コメントに対して抵抗があった詩織であるが、他の「グラビアアイドル」の中で、フォロワー数が多い人は、結構、コメントに対して、丁寧なコメント返しをやっているのに気が付いた。
詩織は、SNSでのフォロワーとのやりとりも、結構、重要な要素なんだと、改めて知るようになった。
マーケティングでの学び
拓馬は、自身の独立のため、マーケティングを勉強していた。
ある日、拓馬は、マーケティングの学びの中で、徐々に、マーケティングを実践で試すことを意識するようになっていった。
最近のマーケティングでは、SNSを使った集客が必須となっている。
拓馬はやがて、マーケティングのサイトを立ち上げ、自身のツイッターアカウントと連携をさせて、マーケティングの宣伝活動を行うようになった。
拓馬のマーケティングの発信で意識していることは、マーケティング自体は、ビジネスにおいて最重要課題であるにも関わらず、マーケティングの発信自体は、正直そんなに人気が無い。
拓馬のツイッターアカウントは、広告代理店の従業員としてのアカウントである。
拓馬は、自身の広告代理店×マーケティングで、ツイッターのアカウントを徐々に整備し、ツイートも、1日に3回のツイートをするようになり、フォローも積極的に行うようになっていた。
そうして、拓馬のアカウントのフォロワーは、3000人を超えるアカウントに成長していた。
拓馬は広告代理店で、広告運用のプロである。
広告代理店の強味は、広告運用のノウハウが学べるのも当然であるが、SNSなどの無料の広告媒体と比較して、実際に、有料の広告運用を経験則として学べる点である。
最近でこそ、SNS運用における、無料の広告媒体が多くなったが、企業が認知を取りに行くには、有料の広告が圧倒的に集客には有効であることを、拓馬は認識していた。
拓馬の務める広告代理店は、ほとんど会社内にルールというものがなく、自由に何でも広告運用ができるのであった。
だから、マーケティングを勉強している拓馬は、広告運用において、それなりに成果を出せるようになり、比較的時間的にも余裕ができるようになった。
拓馬は、自分のファンである詩織に対し、「広告代理店のプロである私に、ブランディングをお任せください。」との固定ツイートを貼り付けていた。
拓馬はふと思いついた。
拓馬が大好きな、詩織のパンチラサービスで、車などの広告を出せば、集客できるのではないだろうか?
ここで拓馬は、パンチラ×マーケティングの案を思いつくことになる。
拓馬のアカウントは正直、真面目なアカウントであるが、詩織に対するコメントについては、他の人に見られている。
拓馬は、詩織に対して、パンチラでアルバイトをやってみないかという提案を、詩織にやってみようと思った。
拓馬はDMには抵抗があったが、いつも会話している詩織なら、DMを見てくれるかもしれないと、少し期待をして、DMを送ってみた。
(何事も行動してこそ、結果が得られるというもの。
ここで断られたとしても、死ぬわけじゃない。)
拓馬は失敗を恐れることより、チャレンジして経験を重ねる重要性を考えていた。
パンチラでアルバイトへの誘い
いつものごとく、バイトと学業に追われている詩織は、とある晩に、ツイッターを確認した。
詩織は、毎日ではないものの、ツイッターにはたまに、日記にたいにツイートを行うことがある。
詩織はDMを解放していたので、DMにはたくさんの、変なDMが届いていた。
通常、グラビアアイドルの中で、DMを解放していない人もたくさんいた。
しかし、詩織は、面倒なDMが多いと思いながら、DMを読むようにしている。
DMの中には、たまに応援してくれている良心的なDMも少数ながらに届くことがあり、詩織は、そのようなDMを見るのが楽しいと思っていた。
ある日、拓馬からのDMに気が付いた詩織は、拓馬のDMをチェックしてみた。
「こんにちは、伊藤詩織さん。
石橋拓馬といいます。
さて、突然のDMで大変失礼いたします。
私は、詩織さんのファンで、コミケで実際の姿も拝見していて、詩織さんのツイートに対し、メッセージに対する返信も、丁寧にいただいているファンの一人であります。
詩織さんは、個人のグラビアイドルとして活躍中だと思います。
実は、私は、広告代理店で勤務する者で、広告案件を扱う専門のプロであります。
今回は、ご提案があってDMをさせていただきました。
グラビアアイドルとしての広告活動として出演してもらうというご依頼になります。
車のYou tube広告に、パンチラをしながら車を宣伝してもらうというものになります。
具体的な費用などについては、メールでのやり取りになります。
車の宣伝などを、パンチラをしながら宣伝するというのは、ごく少数のアイドルがやっているものの、ほとんどいないのが現状です。
私自身、このような提案をするのは、気でも狂っているのかと、思われるかもしれないと思い、気が引けるところはございました。
しかし、パンチラを見ながら、車の宣伝を見るのは、視聴者が、かなり受けるのでは?と思いました。
もし、アルバイトをやってもいいと思ったら、返信をお願いできますでしょうか?
よろしくお願い申し上げます。」
DMをチェックした詩織は、少し不安な気持ちと、嬉しい気持ちになった。
というのも、アルバイトの依頼は詩織にとって初めてだったので、グラビアアイドルとして、初めての仕事の依頼に、気分が高揚した。
しかし、その仕事の内容は、パンチラサービスという仕事なので、かなりの抵抗感がある。
しかし、仕事内容と、ギャラが気になった詩織は、拓馬の提案に対し、返信してみようかと思った。
(私は、グラビアアイドルになりたいと思って、このアカウントを立ち上げたんだ。
ちゃんとした仕事であれば、それは受けた方がいいと思う。)
詩織は、コミケでミニスカートでパンチラをすることに抵抗なくできるようになっていたので、パンチラを披露すること自体は、そんなに恥ずかしいとは感じなくなっていた。
しかし、いざパンチラを初めからする前提で、アルバイトをするとなると、かなりの抵抗感があった。
しかし、詩織にしても、グラビアアイドルとして、認知が取れるのであれば、パンチラサービスくらいはやった方がいいのかもしれないと思った。
早速、詩織は拓馬に返信を書いた。
パンチラで車の広告について撮影を開始
拓馬が詩織にパンチラで車をYou tubeで広告活動を行う提案をしてから、数回のやり取りとメールでのやり取りを経て、広告作成の仕事が成立。
今日は、車の広告宣伝の撮影日となっていた。
早速、会場に訪れた詩織に対し、当日の打合せが行われた。
動画の撮影の前に、車の解説についての打合せと、パンチラの見せ方などについて、打合せが行われた。
車会社の広告主:「伊藤詩織さん、事前にお配りしていた車の解説の内容は、目を通していただきましたでしょうか?」
詩織:「はい、一通り読ませていただいております。」
車会社の広告主:「動画撮影は、車の部位ごとに行う予定ですし、実際に車の解説を行うのは私なので、車に対する率直な感想を述べていただくだけで結構です。」
拓馬:「パンチラの見せ方については、私が考案していますので、詩織さんは何も考えずに、私の指示とどおりのポーズをしながら、車の解説をしていただいたら結構です。」
撮影がスタートした。
車を上からの眺めで撮影するために、詩織と車の解説員が、それぞれ脚立に登って車を上から見るといった設定。
解説員が解説している間は、車の上からのアングルでの撮影になり、詩織が話している間は、下からのカメラアングルで、詩織のパンチラを撮影していく。
今日のこの日の詩織のパンティは、拓馬の指定どおり、純白パンティを着用してもらい、さらに、ミニスカートのワンピースを着用してもらっていた。
詩織が着用していたのは、前身チェックがらのミニスカワンピースで、フレアスカートのタイプのワンピースだ。
少しの風が吹いても、パンティが丸見えになってしまうのに、アングルがほぼ真下なので、丸見えだ。
ただし、あからさまにパンチラを映したのでは、You tube的にアウトになってしまうので、画像処理が施され、後の動画では、パンチラが見えにくく処理されていた。
また、車のタイヤの説明では、詩織は、しゃがみパンチラをキープした状態で、解説員の説明を聞いていた。
また、車の中の説明などで、わざと詩織は足を開いて車に乗って、パンチラしながら車に乗ったりした。
そして、車の中の説明でも、詩織は、パンチラをずっとキープしながら、車の説明を聞いていた。
解説員は、パンチラのことは気にせずに、淡々と車の説明をしていく。
解説員が説明している間は、解説員をカメラが撮影するようになっているが、詩織がいろいろと話すシーンになると、前から、後ろからなど、パンチラ撮影をする。
撮影が終了した。
全体的な印象としては、解説員は淡々と車の解説をし、詩織はひたすらパンチラを披露する。
車解説員と、詩織のパンチラとの、真面目とエロとのギャップが、興奮を起こすような撮影内容であった。
後に、今回の動画が、視聴回数を1年間で50万回を記録する、中バズリ動画となった。
ただ、You tube的にアウトな、パンチラ丸見えの状態のものは、画像処理が施され、車の資料請求をインターネットで行った人にだけ、画像処理が無い、パンモロの動画が無料で支給される仕組みになっていた。
この手法で、パンチラを見たい人からは、資料請求(といっても、DL形式の資料)が殺到し、このことで、車種の店舗への来店が急増して、車の売れ行きもかなりの台数が売れていくことになった。
パンチラ×マーケティングで企業の広告宣伝
今回の撮影は、冷凍食品の宣伝動画に来ていた。
制服コスプレを着用した詩織は、ミニスカの制服を着用して、キッチンで調理する。
ただ、キッチンで冷凍食品の解説をするのは、企業の解説員である。
車での宣伝の時と同じように、料理の解説員が解説しているときは、解説員のカメラアングルになり、詩織が映ると、パンチラの状態での解説になった。
You tube動画では、あからさまなパンチラ動画を公開することができないので、車の撮影のときと同様に、パンモロ状態の動画には、後に、画像処理が施されるようになっていた。
冷凍食品の動画の概要欄には、他の様々な冷凍食品の動画が貼り付けてあり、5つの冷凍食品の動画をDLすると、詩織のパンチラ動画も無料でDLできる仕組みになっている。
You tubeの概要欄から、企業HPへのリンクが貼り付けてあり、冷凍食品の解説動画のDLが終わると、メールが自動的に届いて、そのメールから、ボーナス得点として、詩織のパンチラ動画がDLされるという仕組みになっている。
今回の冷凍食品の動画も、小バズリの再生回数を記録した。
今回の取り組みのあと、拓馬の広告会社へ、詩織以外に、グラビアアイドルからの申し込みが何通も届くようになった。
拓馬は、広告代理店を退社し、自身の広告代理店を立ち上げた。
企業名は、『P-style(ピースタイル)』といって、専用のロゴも作成し、企業のブランディング活動にも力を入れていった。
拓馬は、10人のグラビアアイドル(いずれもパンチラ撮影をしながら企業の広告を出す)との契約をし、企業の紹介案件を受注すべく、自身の会社のHPも立ち上げた。
また、会社内に、英語の堪能なスタッフを雇い、海外の企業から受注できるように、海外案件も扱うようになっていった。
そうして、パンチラと企業の紹介案件との連携による、商品紹介の受注を拡大させていくことになる。
パンチラ×マーケティングで仕事を次々に受注
今回は、観光地でのアパレルブランドを宣伝するための動画である。
今回の案件は、企業のアパレルブランドが、いろいろな服装を宣伝するために、持ちかけてきた案件だ。
実は、アパレルブランドの問い合わせは数社に及び、拓馬は会場を選定するのに、良い案は無いかと、考えていた。
そこで思いついたのが、温泉街での街起こしとの連携である。
普通、アパレル会場といえば、都内などの、アクセスの良い場所が選定されることが多い。
しかし、拓馬はあえて、アパレル紹介会場を、温泉街にしようと決めた。
というのも、さびれた温泉街に活気を取り戻す効果を考えたこともあったが、NetflixやYou tubeなどで動画を貼る付けると、当日に、会場に来られなかったお客さまへも動画を見てもらえる。
そして、アパレルブランド服を試着するモデルを、他で雇うのではなく、自身の専属モデルを使用することで、モデル契約料を大幅に削減することができる。
また、温泉街で行うことを事前に宣伝することで、温泉街の街起こしも担える。
そして、何といっても、モデル達は、初めからパンチラする目的で撮影するので、エロ美しいを見たい視聴者が、生でグラビアアイドルのパンチラが見られる興奮を現地で味わってもらえる。
拓馬は、NetflixやYou tubeなどの動画広告媒体の活用と、現地での体験という、2つの大きなプロジェクトの実現ができることに、大きな期待を抱いていた。
早速、アパレルブランド服の紹介の実演が開始された。
拓馬の専属のモデルは、正直、アパレルの紹介に慣れていないので、歩き方や仕草など、素人同然である。
モデルたちは、少しだけリハーサルをしたものの、とてもアパレルブランドのプロの演出には敵わない。
しかし、拓馬の狙いはまさに、ファッションモデルとしては、素人であることが売りだと考えて、ファッションモデルの仕草は全くの素人でありながら、パンチラの披露については、惜しげもないということを徹底した。
例えば、ワンピースで回転するときは、わざとスカートを持ち上げて、パンティが丸見えにしたり、一旦、歩いた先で、三角座りをしたり、M字開脚をしたり、それぞれがアドリブでパンチラを披露した。
アパレル会場は大盛況となり、興奮の渦で巻き込まれた。
当然ではあるが、会場の盛り上がり雰囲気は、動画にも納められた。
こうして、アパレルと温泉街でのパンチラを盛り込んだファッションショーは大いに盛り上がりを見せ、毎年開催される、一大イベントとなることになった。
パンチラ×マーケティングの販路を拡大
拓馬が経営するパンチラ×マーケティングの広告宣伝企業である、『P-style(ピースタイル)』は次々といろいろな種類の広告宣伝活動のための受注を広げていくことになる。
『P-style(ピースタイル)』が受注した案件は、以下のような案件にのぼった。
ただし、動画は、企業のHP内だけで再生されるものや、You tubeで別動画を撮影しながら、HPに誘導していくタイプ、また、店舗に訪れたユーザーへの動画など、さまざまな動画を扱っていた。
・グラビアアイドルのパンチラモデルを起用した、ゲームの宣伝で、実際に、ゲームの中で、カードゲームとして、パンチラしながらレベルアップしながらストーリーを進めて行くもの。
・観光地の宣伝活動として、グラビアアイドルのパンチラモデルを採用し、美しい景色を撮影しながらのパンチラ動画が盛り込まれた動画。
・家の宣伝活動用として、パンチラモデルによる、家の案内をしながら、くつろぎながらのパンチラ撮影などがあった。
また、You tubeを見た海外ユーザーから、海外のリゾート地の大型受注案件もあり、3人のパンチラモデルをリゾート地に派遣し、パンチラとリゾート地の紹介動画を撮影したりもした。
パンチラ×マーケティングのブランド化
拓馬の企業活動である『P-style(ピースタイル)』は、徐々に販路を広げていくも、あまり企業を大きくしすぎることはなく、撮影の販路を広げていった。
拓馬の考えでは、企業が大きくなると、小回りが効かなくなり、新しい媒体への挑戦がしにくくなるという欠点があると思っていた。
また、グラビアアイドルとの契約を、3年契約とし、毎年3人のオーディション枠を設けて、採用と契約打ち切りを繰り返していった。
また拓馬は、契約打ち切りとなると、仕事が無くなってしまうグラビアアイドルが出てしまうため、動画編集などのスキルをグラビアアイドルに学ばせていった。
他に、グラビアアイドルたちは、拓馬が提供する学びコンテンツに対して、スキルを身に着ける意欲のあるものと、そうでない者が顕著化するようになった。
拓馬は、なるべく、スキルを学ぼうとするグラビアアイドルに仕事を受注させるようにして、全員が、スキルを身に着けることへの必要性を感じさせるようにしていった。
こうして、パンチラ×マーケティングは、大きくなりすぎない程度で、しっかりと収益が残せる、企業体制へと発展していったのである。
(完)
ここまで読んでいただきありがとうございました。